歯の裏側(舌側)歯科矯正
歯の裏側(舌側)にワイヤーを使用する矯正方法で、矯正装置が外側から見えないことが大きな特長です。
誰にも気づかれず矯正治療を受けることができるため、見た目が気になる方はもちろん、お仕事などの関係で矯正治療が難しい方にもお勧めできる治療法です。技術的に難易度が高い矯正方法ですが、当院には経験の豊富な矯正専門の歯科医がおりますので、安心してお任せください。
1. インコグニート
インコグニートは、患者様ごとに矯正装置そのものをオーダーメイドで作る裏側(舌側)矯正システムです。
歯並びに合わせ、可能な限り矯正装置を薄くできるため、従来の裏側(舌側)矯正用の装置と比べ口内の違和感が少なく、これまでの裏側(舌側)の矯正に対して指摘されてきた、発音のしにくさという問題点を大幅に改善しているという特長があります。効率の良い治療結果が得られるよう、複雑な形状のアーチワイヤーも合わせて製作されるので、矯正期間が短くすむといったメリットもあります。欧米、特にドイツやフランスでは多くの実績のある裏側(舌側)矯正システムです。
- 【特色】
- 装置をオーダーメイドで薄く、なめらかに作るため、違和感が少ない。
- 発音のしにくさが軽減されている。
- コンピューターによる配置によって正確に歯を配列でき、効率のよい歯列矯正が可能。
- 歯と装置の脱離しにくい形状なため装置が壊れにくく、治療中の虫歯のリスクが少ない。
2. STBリンガル
比較的小さなブラケット(歯とワイヤーを固定するための装置)を使用した裏側(舌側)矯正法です。
ほぼ全ての症例に対応でき、歯の移動がしやすいといった特長があります。また、汚れや歯石が溜まりにくく、普通の歯ブラシによるお手入れで清潔に保てます。
- 【特色】
- ほぼすべての症例に適応可能。
- 歯の成長が終了した大人向きの矯正法。
- 治療中にホワイトニングの併用も可能。
3.コンビネーション矯正
上の歯に裏側(舌側)矯正装置を付け、下の歯には白いブラケットの矯正装置を組み合わせた矯正方法です。
舌があたることによって違和感を感じやすい下顎の矯正を、歯の表側から矯正することで、発音や舌への不快感を軽減できます。また、フルリンガル法に比べて、コストを抑える事ができます。
- 【特色】
- 表側の矯正と裏側矯正の良い部分を合わせた方法。
- 裏側矯正の次に目立たない。
- 裏側矯正ほど違和感がない。
裏側(舌側)矯正のメリットとデメリット
- メリット
- 矯正していることが一目では分からない。
- 歯の表側に傷がつかず、虫歯のリスクが少ない。
- 表の装置とさほど変わらない治療期間で仕上がる。
- 口元に厚みが出るなど、横顔のイメージを崩さない。
- デメリット
- 表側の治療法より、違和感がある。
- 歯磨きに手間がかかる。
- 慣れるまで奥歯で噛みにくい場合がある。
- 表側の歯列矯正と比較して費用が高め。
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